思い立ったら吉日Blog

東京在住1983年生まれの独身女性が徒然なるままに書いてます。

神頼み。行田八幡神社へ

今日はちょっと暗くて申し訳ないブログとなっております。

以前、私のじーじ(血縁関係無し)をご紹介しました。

 

www.omoitattarakichijitu.com

 

 

実は4月に会いに行った時からじーじは「お腹が痛い」と言っていたのです。

みぞおちというか、その辺りがキリキリするように痛いんだ、と。

 

その後も気になって「お腹痛いのはどうなの?」と連絡は取っていました。

本人も気にはしていたようで、「かかりつけの医者のところで胃カメラとCTを取ったけど異常がなく、医者も原因が分からないと言っていてお手上げ」と言ってました。これが5月ころの話です。

 

ところが7月に会いに行った時です。

久しぶりに会った、と言っても4月に会ったばかりだからわずか3ヶ月ぶりなんですけど、

「あれ、じーじ小さくなったかな…」と感じたのです。

 

4月は私が大遅刻をしてしまったし、もう1人元社員のおばちゃまもいたし、とにかく遅刻のことを謝り倒すので気が付かなかっただけだろうか…と心の中で思ってはいました。

 

コロナでずっと会えていなかったし、こんなもんだったっけな、と。

 

そして、7月に会いに行った時も4月と変わらず腹痛があり、痛み止めを飲まないと痛くて夜中に起きてしまう、日常的にも痛み止めをずっと飲んでる、と言ってたのです。

体重も落ちてきているんだ、と。

心の中で「おかしいっしょ」と思いました。

もちろん本人も「なんかあるな」と思ってたはずです。

私が「病院変えたらどう?」と言うよりも前に「ちょっと大きい病院の方に行ってそっちで診てもらおうと思ってる」と言ってきました。

また胃カメラ飲んだりするのが気が重いなぁと。

そして「ガンならガンでいいんだが、原因が分からんってのが気持ち悪い。延命治療をするつもりはない。だけどこの腹の痛みをなんとかしてもらいたい」と言ってました。

 

 

その後8月第一週に初診

二週目にCT

四週目に胃カメラと予定を聞いていたので、当日の朝に「今日の胃カメラ、辛いだろうけど頑張ってね」とLINEしました。

 

昼前にLINEが来ました。

膵臓がんのようだ」と。

 

私は親戚がほとんど秋田県にいます。

幸い親は元気です(所々ガタは来てるけど)。

自分も周りもそこそこ元気です。

だから身近な人が病気を患う、そしてその経過を見るという経験がほとんどありません。

要するに病気に関する知識が乏しい方なんだと思います。

だけど膵臓がんのことだけは知識として知ってました。

「それってヤバイんじゃないの」と。

 

その後、入院検査する予定も聞きました。

私にはわからないんですけど、とにかく手術で膵臓の疑わしい部分を摘出して検査するとか。

 

7月に会った時、じーじが「ガンならガンでいい」「延命治療をするつもりはない」等々言ってました。

その時はまさか私もこんなことになるとは思ってなかったので「そうか」と答えてはいたんです。

 

だけど現実として、4月に「お腹痛いんだよな」と聞いていて、5月には「胃カメラもCTもやっても異常無しらしい」と聞いていて、8月に「膵臓がんのようだ」と言われても、正直全く気持ちが追いついていきません。

ぶっちゃけ毎晩涙が出てきます。

血が繋がってる爺さんが亡くなったと聞いたときは涙なんか出ませんでしたが、じーじは「疑い」の時点で涙が止まりません。

いえ、あの腹痛、そして落ち続ける体重の話、これだけで自分の中では「疑い」ではなかったんだと思います。

きっとそれはじーじも同じだったことでしょう。

 

じーじは今79才のはずです。

早生まれだから来年1月で80。

7月に会った時も、「四国のお遍路は歩いたから、人生の最後は東海道を歩いてみたい」と言ってました。

足腰だけは鍛えに鍛えまくってるから、私も「この爺さんはまだまだ元気だな!」と思ってました。

だからいきなり膵臓がんらしいと言われても正直「なんで?」「どうしてじーじが?」ということしか考えられませんでした。

 

ステージがいくつなのかとか、詳しいことは聞いてません。今の時点で分からないのか、検査したら言われるのか、そんなことも分かりません。

私に教えてくれるのかも分かりません。

 

だけどまだ話したいこともあるし、色々教えてもらいたいし、とにかくまだ早すぎる。

 

じーじがいなくなってしまったら、この世で私がじーじと呼べる人がいなくなります。

 

母方の祖父は私が2歳くらいのときに胃がんで亡くなってます。

父方の祖父は2019年に亡くなりました。

 

正直、血のつながった祖父よりたくさんの時間をじーじと過ごして来ました。

 

ということで私にできることはもう神頼みだけです。

休みの日に埼玉県にある行田八幡神社というところに行って参りました。

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こちらはガン封じにご利益があるとネットで調べたので。

片道2時間くらいかかりました。

ガン封じのお守りを買って、すぐに送りました。

翌日には無事に届いたようで、お礼の連絡がきました。

じーじのためなら片道2時間くらいかかったって平気だわ。

お礼なんかいいからとにかく元気になって欲しい。

じーじが元気になりますように。

神様、お願いします。