tuyokiです。今日もありがとうございます!!
今日はボストンにある有名な美術館、ボストン美術館(Museum Of Fine Arts)に行ってきたときのことをお伝えしたいと思います!!
我々はプロビデンスからコミューターレイルに乗って、RUGGLES駅にて下車しました。
ここから歩いて向かいます(*゚▽゚*)
▼RUGGLES駅下車‼
地下鉄グリーンラインからの方がアクセスは早いですが、この駅からも歩いていけましたよ~。
▼薄暗いRUGGLES駅
朝なのになんとなく薄暗い感じのRUGGLES駅。
ちなみに、帰りは浮浪者のおばあちゃんにお金を恵んでくれと話しかけられました。
私は英語が分からない感じでスルーしましたが、彼氏が30秒くらい捕まってて可哀想なことに・・・。
▼入口こちらがボストン美術館の入口です。
どうですか、なかなか立派な入口ですよね~。
▼チケットを買います入り口でチケットを買います‼︎
実はこの日、初めてチケット購入に挑戦‼︎
ちなみに!!
わたしのような旅行客には関係のない話なのですが、彼氏がBank Of Americaの口座を開設しておりまして、この日は特別に無料入場できる日だったようです。
ラッキー☆
そしてこのBank Of Americaは「Museums on US」というプロジェクトに参加しているようです。
このプロジェクト、毎月の最初の週末(土日)が特定のミュージアムが無料になるなどの特典があるようです(ただしアメリカ国内でしか口座の開設はできません)。
Museum Of Fine Artsは、私たちが訪れたこの日(2019年12月31日(火))が、この特別の無料の日だったようです。
・・・ラッキー☆
さらに!!
驚いたのですが、こちらのボストンミュージアム、1度入館すると、追加料金無しで10日以内にもう1度入館できます。
1回の入館料で、2回入れちゃうんです!!
すごくないですか!?
ここ、ボストン美術館には、日本美術、アジア美術、エジプト美術、ギリシャ・ローマ美術、アメリカ・ヨーロッパの装飾美術、絵画、版画、写真、現代アート、楽器なんかも展示されていて、収蔵品はなんと50万点!!!
それだけ広いので、ボストンに宿泊される方は2回来てじっくりゆっくり鑑賞されるのもいいと思いますよ~。
ではでは、チケットを買ったら、次はクロークに荷物を預けに行きましょう~
▼クローク
貴重品以外の上着、鞄などを預けてから入館です。無料です。
▼ツリーがおきれい
アメリカでは、新年よりもクリスマスの方が一大イベントのようです。
そのため、クリスマスは休業するお店なども多いのですが、とにかくクリスマスのワイワイ!!な感じを年明けまでキープして楽しんでいるようです。
▼いよいよ美術館内へ
荷物を預けて軽装になったところでさっそく行きましょう!!
こちらの美術館、館内がとても広く、じっくりゆっくり見るとなると1日潰す勢いです。
▼広々インフォメーション
中央にあるのがインフォメーションです。
▼日本語ガイドもあります
インフォメーションにはガイドがあるのですが、これが実にたくさんの言語で用意されていました!!
それだけ世界中から訪問者が多いということですね。
私は日本語のガイドをいただきました。
なんかところどころ日本語が不自然ですが、これも良い旅の思い出です(笑)
▼館内図
館内図の写真を撮ろうと思いましたが、広すぎて納めきれませんでした(;'∀')
▼椅子貸し出しサービスあり
私がここボストン美術館で「すんばらしい!!」と思ったのは、こちらの椅子の貸し出しサービス。
もちろん、館内のいたるところに椅子があるので、「疲れた~~倒れる~~座りたいよぉ~」というような非常事態になることはないです。
だけどこの椅子があるおかげで、気になる作品の前に椅子を置いてじっくり見てみたり、慣れない英語の解説を座ってじっくり読んだりすることができます(私にはそんな高等技術できませんでしたが。)。
重さはたぶん1~2キロくらい。
ずっと持ち続けていると少し負担になりそうなので、この日は彼氏が持ってくれました。
本当に優しい彼氏で嬉しいです。ありがとう。
エジプト美術
それではさっそく行ってみましょう♪
回り方はみなさんの自由です。
どこから見てもよし。
見ないゾーンがあっても良し。
私は個人的に好きなのでエジプト美術から行くことにしました。
▼『メンカウラー王の像』
お部屋も広く、混雑もないこのボストン美術館。
日本だと、狭い部屋の中でぎゅうぎゅう詰めにされ、作品は素通りで見るくらいのことしかできませんが、アメリカではどのミュージアムに行ってもそんなことはありませんでした。
▼色まで塗ってあってすごいよね
ちなみに展示品の解説は全て英語!!
グーグル翻訳を試してみたりしましたが、いかんせん不自然すぎる日本語訳に困り果ててしまいまして、少し使ってあとは作品を見ることだけに集中。
▼か、神か・・・!?
おそらくエジプトの神様的なものだと思うんですがねぇ~(;'∀')
教養がなくて解説ができずすみません・・・。
▼ミイラのマスク
これはミイラのマスク(たぶん)。
▼動物のミイラ
これは動物のミイラです。
1番右はネコのミイラだった気がします。
それぞれ生前の姿に似せた形でミイラ化してあったはず。
▼お笑い芸人の秋山・・・?
すみません、怒られちゃうと思うんですけど、どう見てもお笑い芸人の秋山さんですよね・・・。
▼ネスムタートネルのミイラ
こちら、英語がわからなくて自信がないのですが(じゃあ書かなきゃいいものを)、紀元前のエジプトの第25王朝期のテーベ(地名)の高僧の妻だった女性のミイラのようです。
▼青年男性のミイラ
ほかにも、ぐるぐる巻きにされた青年男性のミイラもありました。
▼『ライオン像Lion』
▼チンアナゴ???
▼なんとも言えず可愛い
▼左の置き物可愛い
▼夜動き出しそう
▼何を語りかけてくれているのか
▼図工・・・???
昔のエジプトの人々の暮らしでしょうね。
▼衝撃
ピラミッドどか、墓荒らしにあったりしてるので、これはそういう輩が色を塗ったんじゃないかと思うのですが、古代エジプトの人がこんなふうにしたのかなぁ・・・
▼昔の暮らし
▼カバ
南北アメリカ美術
さて続いてやってきたのはアメリカ美術。
昔のアメリカの家の中を思わせる展示があります。
▼いい暮らし
▼トマス・サリー作『デラウエアへの渡河』
▼シックな展示
▼赤い壁に展示される絵画
人と比べると絵画の大きさが伝わるでしょうか
▼ニヒルに笑う天使ちゃん達
▼ティーカップまで展示されていました


▼食器も豪華
▼綺麗な食器
▼なにこれ


▼美味しいものが出てきそう
▼チェス台
▼金版
▼趣味の良くないお皿
▼家に欲しい置き物
ヨーロッパ美術
次にヨーロッパ美術に行きたいと思います。
このように、廊下にたくさんの絵画が並べられており、雰囲気も少し明るい感じになっております。
▼絵画が続く廊下
▼のどかな風景画
▼のどかな風景画
この2人は夫婦なのか、親子なのか、兄弟なのか。
色々想像できる絵ですね。
▼ピカソ
「君をモデルにして作ったよ」と言われたら、どう反応していいか分からないかも。
▼ポロックと私
私、学がないもので、ポロックなんて存じ上げませんでしたが、こちら非常に有名な絵だと聞きまして、お写真に収めて参りました。
こういうときに椅子が大活躍してくれます。
とはいえ、写真撮影をしたらすぐに立ち上がりましたが( ̄▽ ̄;)
▼老婆の絵
アジア、オセアニア、アフリカ美術
さてさて次にアジア、オセアニア、アフリカ美術です。
▼スタイル良すぎ
おぱいまで忠実に再現されております。
東南アジア系の神様って、美人だったりスタイル良しだったりが多い気がしますね。
なんでだろ?
▼仏像
▼石像
石をよくこんなに丁寧に彫ったものですね・・・
▼石版
こちらもよくこんなに細かく彫れるものだなぁと感心しきり。
▼石像


▼石像's
やはり左と中央はおぱいが凄い。
そして右は下半身といい、とてもきれいで肌感まで伝わって来そう。
▼うきわ肉
通称「うきわ肉」と呼ばれるお腹周りのお肉の具合が、親近感沸きました(笑)
▼石像きっと何かの神様
▼ガネーシャ神
これはガネーシャ神(だと思う)。
商売繁盛など、万能の神様だそうです。
けっこう恰幅(かっぷく)がいいですね。
ところで、動物を人間に見立てる、いわゆる擬人化って日本だけなのかと思っていたのですが、そうではないんですね。
▼こ、こわい


なんか口から出てるし目が光ってるしで怖い((((;゚Д゚))))
▼怖い
仮面かな、怖いな
日本美術
なんとボストンなのに日本の展示室があるというので行ってみました。
▼入口から日本を意識した作りです
▼日本のオーラがすごい
#MOS で日本の仏像の展示を発見‼︎
— tuyoki (@tuyoki_omokichi) 2019年12月31日
気合い入ってる感じがする‼︎ pic.twitter.com/UkNR7Oisk6
こちらは白鳳時代の法隆寺金堂に似せて作った場所で、中央に本尊・大日如来像、左右に釈迦如来、観音菩薩、愛染明王が並んでおります。
▼修理中の仏像さま
▼修理中
▼修理中
▼あ、足があんなことになってたの・・・!?
▼後光の光じゃあ~~
▼怖いお顔
▼すごい
▼笑顔が優しい
2階円形広場(ロタンダ)
こちらは2階の円形広場です。
ジョン・シンガー・サージェントさんという方が描いた天井画にうっとり。
・・・が、すみません!!
ここから先、どんなルートで歩いたか忘れました!!
たぶんヨーロッパ美術(1階にも2階にもある)に行ったと思うのです・・・!!
▼食器が素晴らしい
▼絵画も素晴らしい



▼これなんかも素晴らしい
▼ベッドもイスも絵画も素晴らしい


▼個人的にこの絵画好き
▼ジョサイヤ・マケルヘニー
7.アメリカの現代美術家ジョサイヤ・マケルヘニー(Josiah McElheny)のインスタレーション『Mirrored and Reflected Infinitely』のディティール(Ⅰ)です。 pic.twitter.com/bezrmzVCGh
— 灯 (@akari_st) 2015年6月8日
この作品、すごくないですか?
本物を見ると、不思議とずーーーっと見ていられる気がするんです。
ヨーロッパ印象派
ボストン美術館にいはモネの作品が40点以上あり、これはフランス以外では最大級のコレクション数なんだそうです。
▼素敵詳しいことは分からないけど、とにかくこの色彩感覚が好きだなと思いました。
▼モネ『日本娘』
こちらのモネの『日本娘』という作品、モネの最初の妻カミーユがモデルになっているそうです。
▼ピエール=オーギュスト・ルノワール『ブージヴァルのダンス』
1883年に制作された作品。
▼エドガー・ドガ『14才の少女ダンサー』


▼ゴーギャン『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』
楽器・宝飾品(1階)
さて帰ろうか、と思ったのですが、クロークに行く手前にも少し展示品があったので覗いてみました。
▼ピアノがいっぱい
▼きっと名のあるピアノ




私はピアノしか写真に撮りませんでしたが、この他にもたくさん楽器があり、楽器が好きな人には嬉しい展示室だと思います。
▼宝飾品


わたくし、宝飾品にも興味はないのですが、さすがにキラキラしていたので写真に収めてしまいました。
レストラン
ボストン美術館内ではレストラン以外の場所での飲食は禁止です。
ではどんなレストランがあるのかというと、2階にある『465 Bar and Restaurant』1階にある『New American Cafe』、同じく1階の『Taste』、そして地下にある『Garden Cafeteria』の4ヶ所です。
1階『Taste』
▼1階『Taste』前
お昼時の『Taste』前です。けっこう並んでいました。
▼お店前のメニュー
サラダ10ドル、チーズパスタ12ドル、サンドイッチ10ドル、うーんこういう場所だから仕方がない価格ってところなんでしょうか・・・。
今回はここには行かなかったので、味、ボリュームともに分からず。。。
地下『Garden Cafeteria』
そんな中、我々がランチをしたのは地下1階にある『garden cafeteria』。
パンフレットによると、家族向けの居心地のいいカフェテリア、とのこと。
▼『garden cafeteria』前
▼入口を入ります
▼右手に進むと食事があります
▼温かい食事
▼サンドイッチもあります
▼ピザもあります
▼ドリンクも売っています
▼サラダもたくさん
こんな感じでいろいろな食事があるので、自分の食べたいものを食べたいだけお皿に乗せてお会計へ進みます。
サラダなどはグラムで料金が変わります。
▼我々の食事


そんなわけで我々の食事の一部をご紹介♪
左はブリスケットですね。
牛の前足の付け根部分、胸肉のことをさしまして、主に煮込み料理に合う部位です。
「ブリスケット」というとだいたいこういう煮込み料理が出てきます。
私はてっきり「ブリスケット」っていう料理名なのかと思ってました(;´д`)
右はハワイアンピザ。
コーンとか乗ってるピザ。
できたてではないので、少し冷め気味・・・。
▼いっぱい出したくなるナイフ、フォーク、スプーン
ちなみにアメリカでよくこういったマシーンを見かけた気がします。
レバーを引いて、自分が使う分のナイフ、フォーク、スプーンを出すのですが、これが楽しい!!
ダメって分かってるのについつい余計に出したくなる衝動に駆られちゃうやつでした。
▼お水はこちらから
ちなみにお水は無料。
というか、写真を見てもらうと気が付くかと思うのですが、この給水器、「お水入れて持ってってね~」というようなイラストが書いてあるの、お分かりいただけますでしょうか(;´д`)
アメリカではお水が高いので、みんなマイボトルを持ち歩いているらしいです。
で、こういうところでお水を補給してるそうです。
実は私、日本のフードコートとかで、外国の方がコレやってるのを見て、「信じられん」と思っていたのですが、これがOKな国で育ってきたなら、そりゃ普通にやりますよね。
こういうことに気が付けたのも、今回アメリカに来てみてよかったって思える1つの思い出ですね~。
▼席はけっこうある


ちなみにこの食堂、お席はこんな感じでけっこう広いです。
実はこの後ろにも席がありました。
まとめ
今日はボストン美術館をお伝えしてみました~。
実は帰国後にガイドブックを見返していたら、行ってないお部屋がわんさかありました(;´д`)
「あ~ここ行ってみたかった~」というお部屋もあったりしましたね~うーん。
次回行った時に万が一「無料の日」に当たったらもう1回くらい行きたいかも!!
ちなみに、所要時間ですが、ゆっくり見たら丸1日いられると思います(´Д`;)
それぐらい広いし、見るものがたっくさんあります。
あらかじめ自分が見たい作品だけを回るなら1時間とかで見れちゃうかもしれないけど、25ドル払うことを考えるともう少しじっくりゆっくり見てもいいのではないかと‥。
もちろん、10日以内なら再入館可能なので、初日はここ、2回目はここ、というように回る方法もありかと思います。
他にも、1階インフォメーションのビジターセンターから出発する1時間の無料のガイドツアーなんかもあるらしいので、こちらで見どころをチェックするのもありかもしれません。
・・・英語だろうけど(;´Д`)
館内は無料wi-fiもつながりますし、携帯電話の充電もできるそうです!!
美術品が好きな方は、是非足を運んでみるといいのではないかな~というオススメの美術館でした!!
ではまた~(*゚▽゚*)
開館日:毎日午前10時~午後5時(水~金は午後10時まで)
休館日:4月第3月曜日、7月4日、11月第4木曜日、12月25日、1月1日
料金:大人25ドル、シニアと学生23ドル、7~17歳は10ドル(平日15時以降、土日は無料)、水曜日の午後4時以降寄付制(25ドルが目安)、年に数回無料の日があるのでウェブサイトで確認。
行き方:グリーンラインMuseum of Fine Arts下車徒歩約2分
(ただし今回私はコミューターレイルのRUGGLES駅から徒歩で行きました。10分くらいかな♪)